たまたま東京青山に用事で出かけた帰り神宮外苑を散策した。ちょうど夕暮れ時で紅葉した銀杏並木が綺麗だった。
銀杏並木は全国各所にあるけれど首都東京の歴史ある並木は貴重な存在だ。銀杏並木もふくめた神宮外苑一帯の景観が保全されなければならない。
森林が豊かな地方や郊外とはその存在自体がかけがいのない歴史を刻んでいる。1945年(昭和20)3月10日敗戦の年に東京下町を焼きつくし10万人とも言われる死者を出しながら焼け残った歴史も刻んでいます。
地球温暖化の危機がさけばれてもいる。伐採した樹木が成木になるのには数10年もかかる。今年3月に亡くなった坂本龍一さんの外苑の景観を残そうという遺志にも賛同します。