里山の整備は今シーズンも順調に進んでいます。この日はいっきに2本切り倒しました。当クラブで一番の技術者がねらい定めた倒木位置に「おみごと!」倒していきました。たくさんの経験に基づく熟達の技です。一歩計算を間違えれば大事故です。私はうろちょろして何度怒鳴られたことでしょう。
山の整備が進んで傾斜が急になっています。足場も悪く倒木する人の技術はもちろん、緊張の度合いは計り知れません。
倒れた後の枝はらいがこれまた大変です。何年も巻きついたつるが作業を邪魔します。40㎝の長さに玉切りするのですが目見当で切っていると「測って切らないと」と叱られます。※ 写っているのは筆者ではありません。
こうしてひと冬ずつ整備していくことで陽の光が山肌に届き植生を促し健康な里山になっていく筈です。