「 秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いお)の 苫(とま)をあらみ 我が衣手(ころもで)は 露にぬれつつ 」 ー 天智天皇(てんじてんのう)作 ーとされているそうです。
つくば薪クラブの活動はいつまで続けられるでしょう。ここすそみの里山はわがつくば薪クラブが発足当初は数人の会員ですべて手作業で始めたそうです。
現在は会員数30人にちかくの大所帯になりました。春・秋の枝払いやした草刈り、立木の伐木を力を合わせてすすめました。筑波山の山容がいちばん雄大に望める里山に生まれ変わっています。適正な伐木によって山肌に陽が届き豊かな植生を再生させてきました。金ラン・銀ランをはじめ貴重な山野草も発見できるようになりました。
古来より里山はそこに住む人たちの村落共同体に保護されてきました。現在、「特定非営利活動法人つくば環境フォーラム」、わけても傘下団体「つくば薪クラブ」が山仕事を担ってきました。常に自然と人間との相互の働きかけで育成・発展が図られてきました。かかわる人間集団も相互の信頼に基づき対等な協働活動です。




