２月８日は茨城県常総市石下出身の歌人長塚節が百年前、旅先の九州大学病院で亡くなった日だそうだ。没後百年を記念して常総市が記念講演会を市の地域交流センター(豊田城)で開催した。我がマウビー短歌ブログ詠み人としては出席する義務があるとばかりに降り出した雨をついて会場に急いだ。参加者は少数だろうと予想していたが。マウビーから車で２０分ぐらいだったかな？
長塚節没後百年記念講演「わが命惜しー長塚節再発見」と題し山梨県立文学館館長三枝昂之氏が簡潔明瞭に節の歌の魅力を講演。マウビー「歌人」たちの創作意欲はいや増しに高まった・・？
節の姪・長塚知子さんも出席し来場者にはつらつとご挨拶なされていた。当年97歳だそうだが3時間以上の閉会まで参加された。節の生家に在所し管理しているらしい。講演後、節の長編小説「土」の映画上映が２時間近くあった。名匠内田吐夢監督作品(1939)だが記憶だと東京・京橋ニホンフィルムセンター火災で消失。今回は旧東ドイツで発見されたフィルムの再生だそうで音声がほとんど聞き取れなかった。
「 ももとせを 長塚節 魅了する 天然描写絹織る流れ 」真瀬びと
