葛飾北斎の手による絵本。ただ「漫然と描いた画」と言ったとか。何年も前に長野県小布施に行った時鑑賞しましたがとても面白かったです。人間や動物更には妖怪などの所作がダビンチのような「精密さ」で描かれています。晩年まであちこち遠方に旅し旅先の弟子宅などに長逗留しています。昨日カフェ・マウビーの庭先で一心不乱に毛づくろいしていました。撮られているのも気づかず。

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結構長い時間でしたがいっこうに目線が合いません。そう言えば上目遣いはほとんどしませんね。無防備にいろんな仕草をを展開します。

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肉球をマックス広げています。

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死んだふり。

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柔道の横受け身。ちゃんとヘソを見て・・へそ見えないか?首を前傾姿勢頭を打たないようにしています。基本の姿勢おみごと!

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警戒心まるで無しの大股開き。北斎は4000画もの爛熟した江戸の諸物を描き残し今、東京都美術館で開催されているゴッホやゴーギャンにも強い影響を与えているのです。その当時、日本から送った陶器などが割れないように差し込んだ紙に描かれた絵が参考にされたとは驚きですね。

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「今日はこのぐらいで良いだろう。北斎先生参考になったかな?」猫は猿。いや去る。

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