ふた泊目の朝が明けた。すでに朝食の準備が始まっている。陽が上るにつれ霧が晴れてくる。私たちの一団以外は誰もいない。モンゴルの国土はニホンの約4倍もある。世界地図を見て下さい。上にはその何十倍もあるロシア。下にはこれも大国中国にサンドウィチされている。この広大な国土に人口は300万人もいないのです。
東京は小さな餃子に1370万人の中味がぎゅう詰めにされているようなものです。ある知識人は東京は袋小路に追い詰められた様な奇形的都市だと言った。どこの国の旅行者だったか?渋谷のスクランブル交差点をひとりでは渡れないとTVで言っていた。そこでオリンピックなんて・・?そんなこともつい考えてしまうモンゴル行です。
ともあれまたお馬さんたちにお世話になって馬の旅は続くのでした。利口な動物であることをつくずく教えられた旅でした。
しかも旅を終えてストレッチ体操をしたところ前屈がすごく曲がるようになっていました。他の人もそうでした。どんなメカニズムが身体に起こったのでしょうか?娘は体重も減り体を動かすのが楽しくなったと言っています。