前にも書いたが終盤に日程が押してきて長い時間の馬旅となってきた。最後の宿営地に着いたのは午後5時を回っていたと記憶している。しかも低いとはいえ草木がはえているところだ。ここで黙々とテントを張り出した現地スタッフのたくましさに多く学んだ気がする。若い頃からニホンでキャンプをしてきたが本当のアウトドア体験だった。川のほとりで釣りのチャンスと心踊ったが餌のバッタにありつけずこんな時にと持参したソーセージは無視されたらしい。
翌朝も素早くキャンプをたたみ最後の馬旅に出発だ。この日の乗馬の長かったこと。今回の旅のリーダーたちと記念写真だ。また来る機会があったらよろしくお願いします。
フィナーレにふさわしくいい天気に恵まれた。ほんの一部分であろうけれどもモンゴルの大草原を満喫するラストジャーニーだ。
9月になれば雪がちらつき出すそうだ。ロシアに近い方は永久凍土もあるのではないでしょうか。植物の育ちも地形によってはっきりしている。それにしてもベストシーズンの旅だったことを実感しました。おもわず馬を疾走させたくなり「チョー!チョー!」あぶみを蹴り走らせました。気持ちよかった。