歳をとると本当に時の流れは激流のようだ。大震災から10年その前年に定年を迎えた。このブログも気がつくと撮りためた写真がいつのことやらわからなくなる。確か娘が何週か前の週末つくばに来て阿見のアウトレットに行った。
その後かねてよりのわたしの願望が実現できた。アウトレットから利根川を渡ってほど近い千葉県神崎町にある酒造元「寺田本家」に行ってきた。
「五人娘」という自然酒をもとめたかった。自然食のランチもいただけた。「寺田本家」は常総市石下に生家が在る明治の歌人で小説「土」の作者長塚節の友人が養子に入った。その友人はカフェ・マウビーの近所の出身で縁者の方がお客さんでもある。この辺の事情は藤沢周平の作品「白き甕」に登場する。
すぐ近くに古代からあるらしい神崎神社に立ち寄った。